MENU

冷蔵庫が「カチカチ」鳴ってるのに冷えないときにまず確認すべきこと

目次

冷蔵庫でカチカチ音がするのに冷えないときにまず確認する項目

冷蔵庫から「カチカチ」という音が聞こえるが冷えない場合、放置すると食品が傷むので早めの確認が必要です。まずは電源表示や温度設定、庫内の霜、ドアパッキン、背面の放熱スペース、運転周期と音のタイミングを順にチェックして問題の切り分けを行います。これらは自宅で短時間に確認でき、原因特定の手掛かりになります。

電源表示の確認

電源表示は冷蔵庫が正常に通電しているか最も基本的に確認できる箇所です。表示ランプや液晶パネルが点灯しているか、点滅やエラーコードが出ていないかをまず見てください。電源表示が消えている場合はコンセント、ブレーカー、延長コードの接触不良を疑います。プラグを抜き差しして緩みを確認し、別のコンセントに差し替えて動作を確認すると良いでしょう。

表示があるが温度表示が「—」や「ERR」など不規則な場合は内部制御基板やセンサーの問題が考えられます。最近停電や電圧変動があった場合、制御基板が誤動作して表示異常を起こすことがあるため、一度電源を切って数分後に再投入するリセットを試すと改善することがあります。

また、節電モードやデモモード(販売時の表示テスト)に入っていると冷却が停止することがあるため、取扱説明書で該当モードの解除方法を確認しておくと安心です。表示にエラーコードが出ている場合は、取扱説明書のコード一覧を参照して原因の目星を付け、メーカー窓口へ連絡する際にコードを伝えるとスムーズです。

温度設定の確認

温度設定が誤っていると冷蔵庫が十分に冷えないことがあります。設定温度が高め(弱)になっていないか、誤って「省エネモード」や「eco」になっていないかをまずチェックしてください。多くの機種では冷蔵室と冷凍室で別々に設定できるため、両方を確認します。

設定を適正にしてもすぐには庫内温度が下がらないことがあります。特に大量に食品を入れ替えた直後や扉を頻繁に開け閉めした後は、冷却が追いつくまで数時間かかるため様子を見る必要があります。取扱説明書が示す目安時間(通常数時間〜24時間)を待っても改善しない場合は、温度センサーや制御系の問題、冷媒不足などの可能性を検討します。

また、設定を一度極端に低温にして様子を見たり、逆に少し高めに戻して安定させるといった試行で挙動の変化を観察することで、故障か一時的な不具合かの判断材料になります。温度計(冷蔵庫用の小型温度計)を庫内に置いて実測することも有効です。

庫内の霜や氷の確認

庫内や冷凍室に過剰な霜や氷が付着していると冷気の流れが阻害され、冷却性能が落ちます。自動霜取り機能付きでも霜が多くなる場合はヒーターや霜取りセンサーの不具合を疑う必要があります。まず庫内の棚や背面、冷媒が通るであろう通路に大量の霜や氷が付いていないか目視で確認してください。

目立つ霜がある場合は食品を別の保冷バッグに移すなどして一時的に庫内を空にし、電源を切って自然に霜を溶かす「手動霜取り」を行います。ドレン穴や排水トレイが詰まっていると水が溜まりやすく、再凍結して氷塊になることがあるため詰まりの有無も確認しましょう。

霜取り後に冷却が戻れば霜取り機能の劣化やドレン詰まりが原因と考えられますが、数日で再発する場合は専門修理が必要です。特に冷凍室の蒸発器周辺に厚い氷ができる場合は冷媒循環や自動霜取りの故障の可能性が高くなります。

ドアパッキンの密閉確認

ドアパッキン(ゴムパッキン)の劣化や汚れ、変形があると密閉が悪くなり外気が入り込み冷却効率が低下します。手でドアを閉めたときに隙間がないか、パッキンが硬化してヒビが入っていないかを確認してください。紙片を挟んで引き抜く力で密閉状態を簡易チェックする方法も有効です(紙が簡単に抜けるようなら気密不足です)。

パッキン表面に汚れや食べこぼしが付いている場合は中性洗剤と柔らかい布で清掃すると復元することがあります。パッキンの形状が変形している場合は一時的に温湯で柔らかくして形を直す手が使えることもありますが、破損や大きな変形がある場合は交換が必要です。

気密不良で冷えないと感じたらドアの閉まり方を改善するだけで消費電力の低下や冷え不足が解消する場合があります。交換が必要な場合は型番で純正部品を手配すると確実です。

背面の放熱スペース確認

冷蔵庫の背面にあるコンデンサー(熱交換器)や放熱スペースがホコリや壁に近接していると放熱が妨げられ、冷却効率が落ちてコンプレッサーが過剰に働きながらも冷えない状態になります。まず本体と壁の間に十分なクリアランス(取扱説明書に記載の推奨距離)が確保されているか確認してください。

背面のルーバーやコンデンサーにほこりが溜まっている場合は掃除機のブラシノズルや柔らかいブラシで丁寧にほこりを取り除きます。電源を切った状態で行うこと、フィンを傷めないように注意することが重要です。掃除後は本体を数時間安定させてから運転を再開し、冷え具合の改善を確認します。

放熱不足が原因だと、コンプレッサーが長時間稼働している割に庫内温度が低下しない、または運転が頻繁にオンオフを繰り返すといった症状が見られます。定期的な背面清掃と適切な設置スペースの確保で多くの場合は改善します。

運転周期と音のタイミング確認

「カチカチ」音がいつ発生するかを観察することで原因を絞れます。例えばコンプレッサーの保護リレーや過熱保護が作動する直前にカチッという音がすることがあります。また、霜取りヒーターのオンオフや自動ドアセンサーの位置調整で周期的に音が出る機種もあります。

音が運転開始直後、一定間隔で、あるいは冷却が始まって数分後に毎回鳴るかをメモしておくと診断に役立ちます。例えば運転開始時にカチカチ音がしてすぐ停止するならコンプレッサー起動不良やリレー問題が疑われます。一方、霜取り周期に合わせて短時間のカチッ音が出るが冷却は正常な場合は機器の通常動作の可能性があります。

タイミングに合わせて庫内温度の変化やランプの表示、ファンの回転有無もセットで観察するとより正確に切り分けできます。記録をとっておくとメーカーや修理業者に説明する際に非常に役立ちます。

利回りの前に“お金の原則”を。
不動産投資を学ぶあなたに必読の一冊。

著:ジョージ・S・クレイソン, 著:坂野旭, その他:大橋弘祐
¥1,746 (2026/01/05 07:39時点 | Amazon調べ)

カチカチ音と冷えない症状で考えられる主な原因

カチカチ音がしつつ冷えない場合、機械的・電気的・冷媒系など複数の原因が考えられます。ここでは代表的な要因を挙げ、その特徴と見分け方を説明します。早期に原因を特定すれば修理費用の削減や応急処置での延命が期待できます。

コンプレッサー起動不良

コンプレッサーが正常に起動できないと、音はするが十分な圧縮が行われず冷媒循環が不完全になり冷えない症状が出ます。起動時に「カチッ」「ガチッ」といったリレーの作動音が繰り返され、コンプレッサーが断続的に入るが熱を感じない、あるいは長時間動作しない場合は起動不良の疑いがあります。原因はリレー・スタートコンデンサの劣化、内部の焼き付き、電源供給不足などです。通電しているがコンプレッサーから振動や熱が感じられない場合は専門業者による点検が必要です。

冷媒の流動音

冷媒が細い配管を通る音や圧力変化による「パチパチ」「カチカチ」といった音が聞こえることがあります。冷媒自体の量が不足していたり、微細な気泡が混入していると音が大きくなることがあり、同時に冷却能力の低下を招きます。冷媒漏れがあると長期的には冷却不良が進行します。冷媒の異常は専門的な器具でのガス圧測定やリークテストが必要です。

冷却ファンの接触や故障

蒸発器やコンデンサーのファンがケーシングや氷、ゴミに接触すると周期的な音が発生し、ファンが正常に回らないため冷気の循環が悪くなります。ファン周りからの金属的な「カチカチ」音や、回転が止まったり遅くなる、異臭がするなどの症状があればファンのモーター故障や羽根の変形を疑います。ファン清掃で直ることもありますが、モーター故障は交換が必要です。

蒸発器の霜や氷結

蒸発器に大量の霜や氷が付くと冷気の伝達が妨げられて冷えない状態になります。霜が厚くなると自動霜取り機能が働いているかどうかに関わらず冷却効率は低下します。音としては霜取りヒーターがオンオフする際や、霜が剥がれて落ちる際の「カチッ」という音が聞こえることがあります。放置すると冷凍室は極端に冷えるが冷蔵室が冷えない、といった偏りが出ます。

サーミスタやセンサーの誤動作

温度センサー(サーミスタ)が誤った値を制御基板に送ると、冷却が過剰または不足になり冷えない症状につながります。センサー不良は表示温度と実測温度のずれ、運転周期の異常(短時間でオンオフを繰り返す)などで疑えます。サーミスタ自体は比較的安価な部品ですが、取り外しや動作確認にはテスターが必要です。

放熱不足による効率低下

コンデンサーや背面の放熱スペースがホコリで覆われていたり、設置場所が狭くて熱がこもると冷却能力が落ちます。コンプレッサーは稼働しているが庫内温度が下がらない、運転時間が長くなっても温度が安定しない場合は放熱不足の可能性が高いです。設置場所の改善と清掃で多くが解決しますが、熱交換器自体の詰まりや損傷がある場合は専門修理が必要です。

自宅で手早くできる切り分けと応急処置

症状を悪化させず迅速に対応するために、自宅でできる簡単な切り分け手順と応急処置を紹介します。まずは電源や表示、外観チェックから始め、清掃や簡易なリセットで改善するか確認してください。安全のため電源作業は電源プラグを抜いた状態で行い、怪しい場合は修理業者に連絡してください。

電源リセット

まず冷蔵庫の電源を一度切って(プラグを抜く)、数分から10分ほど待って再投入することで制御基板やリレーの誤動作がリセットされる場合があります。停電後のリセットや表示異常が治るケースがあるため、簡単な切り分け手段として有効です。再投入後に通常の稼働音や表示が戻るか確認してください。

電源リセットで改善しない場合は、コンセントの電圧や延長コードの使用、分岐回路の負荷などを確認します。コンプレッサーの始動音が全くない場合は電源供給側の問題の可能性も考慮してください。

温度設定見直し

設定温度が適切か再確認し、必要ならやや低めに設定して庫内が追いつくまで数時間待ちます。大量の食品を入れた直後や夏場の高温環境では冷却に時間がかかるため、慌てずに経過を観察します。目安としては数時間〜24時間で改善が見られなければ次の対処を検討します。

設定を変更しても効果が全くなく、扉の開閉頻度や詰め込みによる空気循環阻害が原因でないなら、次に挙げる清掃や点検を行います。

背面ホコリ除去

背面や底部のコンデンサーに付いたほこりを掃除機やブラシで取り除きます。電源を切った上で行い、フィンを傷つけないように丁寧に掃除してください。掃除後は本体を安定させ再通電し、冷え具合と運転音の変化を観察します。放熱不足が解消されれば運転時間が短縮され冷却が改善することが多いです。

庫内霜取り

庫内に厚い霜や氷がある場合は一時的に電源を切って自然解氷させるか、湯を入れた鍋を庫内に置いて蒸気で融かす方法で霜取りを行います。ドレン穴や排水経路の詰まりも同時に確認し、水が正常に排出されるかチェックしてください。完全解氷後に再起動して冷却が回復するかを確認します。なお、熱湯を直接かけるなど急激な温度差を与える行為はプラスチック部品を痛めるため避けてください。

ファン周辺点検

冷却ファン周辺に食品片や氷、ホコリが噛んでいないかを点検します。ファンは手で触れて確認せず、電源を切った状態で冷蔵庫内のパネルを外して目視するのが安全です。軽度の詰まりなら清掃で回復することがありますが、ファンが回らない・異音が続く場合はモーター交換が必要です。

防振対策

設置面が不安定で振動が大きいと金属部品や配管が接触してカチカチ音を発生させることがあります。水平器で本体の傾きを確認し、脚を調整してがたつきをなくします。振動吸収パッドを敷くことで音が軽減する場合もあります。これで音は止むが冷えない場合は別の原因があるためさらに点検します。

部品別に確認する点と見分け方

部品ごとの特徴的な症状や音、目視での確認ポイントを示します。どの部位が原因か見分けることで修理業者に正確に状況を伝えやすくなり、診断と対応がスムーズになります。安全のため電気系やガス系の深い作業は専門業者へ依頼してください。

コンプレッサーの動作音

コンプレッサーは稼働時に低めの唸り音や振動を伴います。起動時にカチカチとリレー音がしてすぐ停止を繰り返す、あるいは全く振動や熱を感じない場合はコンプレッサーや起動回路(リレー・コンデンサ)の不具合が疑われます。逆に常に動作しているのに冷えが悪い場合は内部摩耗や弁の故障、冷媒不足が考えられます。異常に高温になる場合は至急使用を中止し専門修理を受けてください。

冷却ファンの回転状態

ファンが正常なら連続して滑らかに回り、風が出ます。周期的に音がして回転ムラがある、羽根が当たるような金属音がする場合は羽根の変形やモーター軸のガタが原因です。ファンは目視で羽根の破損や異物の噛み込みを確認でき、簡単な清掃で直る場合がありますが、モーター単体の故障は交換が必要です。

蒸発器の霜付着

蒸発器に均一に薄い霜が付くのは正常範囲ですが、厚い氷の塊や局所的な凍結は異常です。霜が厚いと熱伝導が阻害され、庫内温度の低下が遅くなります。霜取りサイクルで定期的に解けるか、解けても再発が速いかを観察すると、霜取りヒーターやセンサー不良かどうかを判断できます。

サーミスタの測定値

サーミスタは抵抗値が温度で変わる部品です。取扱説明書やサービスマニュアルに記載された抵抗と温度の対応表(または一般的な値)と比較して異常がないかをテスターで測定します。実測値が極端にずれている場合は交換が必要です。安全のため電源を切り、コネクタを外してから測定してください。

ドアパッキンの損傷

目視で割れ、欠け、変形、硬化がないかを確認します。紙を挟むテストで密閉力が弱ければ冷え不足の原因になります。簡単な清掃で改善する場合もありますが、接着剥がれや亀裂がある場合は交換を検討してください。交換部品は型番で注文するのが確実です。

熱交換器の詰まり

コンデンサーや蒸発器のフィンに埃やゴミが詰まると放熱・吸熱効率が落ちます。フィンが目詰まりしている場合は掃除で改善することが多いですが、フィンが曲がっている、または損傷がひどい場合は専門業者による修復や部品交換が必要です。

修理か買い替えかを判断するための費用と窓口情報

冷蔵庫の症状や年式によって修理と買い替えの判断が変わります。ここでは一般的な費用目安、保証の確認ポイント、メーカー窓口や部品費用、買い替えの目安年数、静音モデル選びのポイントを示します。経済的かつ安全な選択をするための指標になります。

修理費用の目安

一般的にコンプレッサー交換は数万円〜十数万円かかることが多く、冷媒回路の修理やガス充填を伴う場合は高額になります。ファンモーターやドアパッキンの交換は数千円〜数万円、サーミスタやリレー交換は比較的安価で数千円〜数万円程度です。出張費や診断料が別途かかることがあるので見積りを複数取ると良いでしょう。

修理費用が本体価格の50%を超える場合は買い替えを検討する目安とされます。また、製品の年式や残存寿命を考慮して判断してください。

保証期間と適用条件

購入時の保証書と延長保証の有無を確認してください。多くのメーカーでは冷蔵庫本体の保証が1〜2年、コンプレッサーに関しては長期(5〜10年)の保証を付けている場合があります。保証が適用されるには説明書の使用条件や定期点検要件を満たしている必要があります。保証期間内なら無償修理が受けられる可能性があるため、購入店やメーカーに早めに問い合わせてください。

メーカー修理の窓口

メーカーのカスタマーサポートに連絡すると、症状の簡易診断や修理受付、正規部品の手配が可能です。メーカー窓口は正確な型番と購入年月、症状の詳細(音のタイミング、表示エラーなど)を伝えると手続きがスムーズです。保証書のコピーや領収書があると手続きが早くなります。

部品交換の費用目安

サーミスタや小型センサー:数千円〜

ファンモーター:数千円〜数万円(機種による)

ドアパッキン:数千円〜数万円

コンプレッサー:数万円〜十数万円

冷媒補充:数万円(漏れ修理を伴う場合はさらに高額)

部品代に加え工賃や出張費が必要です。交換部品は純正と互換品で価格差がありますが、冷媒回路や安全に関わる部品は純正を推奨します。

買い替えの目安年数

多くの家庭用冷蔵庫は10〜15年が耐用年数の目安です。使用頻度やメンテナンス状況によって前後しますが、修理費用が高額であったり複数箇所が劣化している場合、買い替えを検討する時期といえます。省エネ性能や冷却効率、静音性の向上を考えると新機種への更新でランニングコストが下がる場合があります。

静音モデルの比較ポイント

静音性を重視するならコンプレッサーの制御方式(インバーター搭載かどうか)、ファン設計、内部の防振設計がポイントです。インバーター式は運転が滑らかで音が小さく、消費電力も抑えられる傾向があります。製品のデシベル(dB)表示や実際のユーザーレビュー、メーカーの騒音対策説明を確認して選ぶと良いでしょう。

困ったときの次の一手 冷蔵庫のカチカチ音がして冷えない場合

カチカチ音がして冷えない場合は、まずは前述の基本チェック(電源表示、温度設定、霜、ドアパッキン、背面清掃、音のタイミング)を行い、それでも改善しなければメーカー窓口または信頼できる家電修理業者に連絡してください。保証期間内ならまず保証を確認し、保証外の場合は複数見積りで修理費と買い替えコストを比較するのが賢明です。食品の安全を優先して、復旧が難しい場合は早めに専門家に相談してください。

買う前に知りたい…現地業者との付き合い方まで、
ホテル投資の実践者が語る全ノウハウ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ホテルに「泊まる」のではなく「暮らす」という選択肢。分譲ホテルでの暮らし方や、快適に過ごすための工夫、2拠点生活のリアルな体験まで紹介しています。民泊やマンションとの違い、設備選びやインテリアの楽しみ方など、ホテル暮らしをもっと身近に、もっと自由に楽しむための情報を発信しています。

目次